
ご都合文庫/ILJコーナー 尊厳ある小国日本
「ご都合通信的 日本共産党 論」
「改訂版日本共産党論」の末尾に上記三題の政策を標題で提案した。
こちら側の考えを述べておく必要があると考えた。
資源のない日本国は資源を輸入して付加価値を付けた製品を輸出せざるを得ず、工業・経済先進国でなければならないとする義務教育的社会科見識は全体として過ちである。
国際分業論は途上国の環境破壊を進め、食料自給率の低下は安全保障上の脅威になっている。
国際化はやがて労働単価の平準化に及ぶことは、こどもにも分かることである。
空洞化した日本の労働事情だが、やがてアジアの労働単価は引き上げられ、生産拠点を失った日本は輸入品にその労働単価を了解した高い代価を支払わなければならない。
農本主義に転換し、自給自足の前提のもと、過不足のみの輸出入としなければならない。
官僚組織は無限に増殖する。
法案が作られる毎に組織は肥大化し、ついには分裂しさらなる肥大への道を歩む。
総定員法による官僚組織の要員の数の規制は実現されず、外郭団体に名を借りた別働隊としての準官僚組織が際限なく増殖している。
彼らはいずれも無生産の階級である。
生産者である民間に寄生するばかりかそれを支配する。
官僚OBが支配する産業界は、官僚に捧げる富が生産によって生じる富を上回ったとき、ついには国家としての破綻の時を迎える。
支配者が生産者を上回ったとき、あたかも、餌である草食動物を上回る肉食獣が存在するように、生命の輪廻は破綻する。
はるかに多数の草食獣がいない限り、それを餌とする肉食獣は生存できない。
数において、生命力において。
政権末期も噂される小泉政権。
選挙間近も伝えられる。
選挙制度に注目したい。
中小と来れば残るのは「大」と決まっている。
中選挙区制度を不備として、小選挙区制度にした。その小選挙区制がいけないとしたら、中に舞い戻るのではなく、「大」だろう。
小が良いのは、衆参の議員数の話。
大選挙区制は、政党支持のより正当な議員配分となる。
二院制の位置づけ、選挙制度、定数配分。
与党のお膳立ての中ではなく、なぜ発言せぬのか政治学者、その怠慢も咎めて置く。